SNSや動画で見かける「全国から仲間が集まってアンサンブル!」というキラキラした光景。素敵に見えますが、参加してみたら数万円の費用を請求された……なんて話、実は珍しくありません。
最初から「ビジネスです」と明示しているならまだしも、ボランティアや純粋な交流を装って「感動」や「絆」を売り物にするのは、ただの「不透明な集金システム」です。
笑顔で語る「私たちはカモです」宣言
イベントの最後、決まって投稿されるのが、参加者全員が凛々しく映った集合写真です。スポットライトを浴びて誇らしげなその笑顔。ですが、主催者からすれば、それは「次なるカモ」を呼び寄せるための格好の広告素材に過ぎません。
高い参加費を自分で払い、さらに相手の商売を助けるための「宣伝マン」まで無料で引き受けている。客観的に見れば、その満面の笑みは「私たちは騙されています!」と看板を掲げているようなもの。あまりに無防備で、もはや滑稽ですらあります。
黄金の楽器が照らし出す「知性の空洞」
さらに皮肉なのが、写真に写る人々の手元です。その半数以上が、数百万円もするようなゴールド(金製)の楽器を手にしています。
最高級の楽器を買う財力はあるのに、目の前の搾取構造を見抜く知性はない。主催者にとって、皆さんの高級楽器はイベントに箔を付けるための「便利な小道具」でしかないのです。黄金に輝く楽器が、皮肉にも「いいカモ」としての属性をこれ以上ないほど鮮明にライトアップしてしまっています。
違和感という名の「アラート」
「なんか、ビジネスのにおいがするな」
もしそう感じたら、その直感はたいてい正解です。
誰かの財布を潤すための「笑顔のパーツ」として消費されるのは、もうやめませんか? あなたの情熱と、その手に持つ素晴らしい楽器は、もっと誠実で、対等な敬意がある場所でこそ輝かせるべきなのです

